関内の被害
d0193615_919687.jpg

横浜では以前記事にしたダイエーの建つエリアと共に関内エリアも地震の損壊が大きかった様だ。 写真は横浜スタジアムや横浜公園に面する通りに建つビルで、表面を覆っていたレンガ色の壁が大きく崩れ落ちてコンクリートが剥き出しになり、窓と窓の間は割れて室内と貫通してしまっている。 崩れ落ちた壁の撤去作業中だったが、ビルを見上げる以上に道端に積まれた外壁を見て、その厚さに恐怖を覚えた。 写真はアップしないが、道を挟んで数軒隣りの保険会社のビルも外壁が一部崩れ、防護ネットに覆われていたが、この周辺のビルや地面は至る所でその様な状況だった。 今回も地図に大雑把だが色を付けてみた。 前回の横浜の地割れポイントはB。 前記事で書いた通りブルーのエリアは昔は入江(平沼)だ。 今回の写真のポイントはA。 薄いピンク色、濃いピンク色のどちらも過去海水が来ていたが埋め立てられている。 濃いピンク色のエリアは農耕目的に1667年に完成した吉田新田(一度失敗するも二度目で完成)。 薄いピンク色のエリアは外国人居留地(現在の中華街エリア)形成等の理由で埋立てられたエリア。 横浜開港から僅か10年程で埋め立てられたと言われるから142年前か。 濃いピンク色と薄いピンク色の境界で関内と関外。 こうして見ると埋立地は改めて揺れに弱い事が解るが、横浜エリアは歴史的建造物が多く、本来ならば地震発生時は落下物の危険がある為、地震が収まるまで建物内にいた方が安全なのだが、建物が壊れる危険があり、地震の際は建物から逃げた方がよいとされる1981年以前に建てられた建物が多くある。 地盤も建物も弱いのだ。 数ヶ月前、昨年10月1日現在の国土面積が海岸部の埋立てに依り1年間で3.59km²(東京ドーム76個分相当)増えたと発表があったが、浦安や幕張の液状化現象を目の当たりにすると、ドキっとさせられる数字だ。 ところで、同じ埋立地でも横浜やお台場は今回の地震で千葉県の様な深刻な液状化現象は起きていない。 その差は埋め立てられてからの日の浅さや、埋立てに使われた材料や工法が大きく関わっていると言われている。



d0193615_9192459.jpg

d0193615_9193977.jpg

d0193615_9195735.jpg

d0193615_2325332.jpg

[PR]
by sanpoken | 2011-03-22 23:00 | 建物
<< 猫の爪砥ぎ CP+2011 >>